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FELT(フェルト)

モータースポーツから自転車へ

ドイツとアメリカに拠点を置くメーカーで、比較的若いメーカーです。
元々創立者のジム・フェルトはスズキやホンダ、ヤマハなどでフレームの設計に携わっていたモータースポーツの技術者で、自分が乗るトライアスロンバイクの設計を始めたのがFELTの始まりで、その後大手メーカーに技術協力し、現在のFELTを設立しました。
プロ競技では特にトライアスロン系に強いイメージですが、ロードバイクでも人気を得ています。

フレームの魔術師

スポーツ自転車のメーカーといえど、メインは自転車の骨格「フレーム」の製作がメインで、フレーム製作技術の良し悪しがメーカーの良し悪しを決めることになります。
創立者のジム・フェルトはオートバイの技術者からの転身で、このためいい意味で他のメーカーとは味付けが違い、さらにフェルト自身がトライアスロン競技を行っていたためトライアスロン方面からのフィードバックがロードバイクにも多く盛り込まれています。
新興メーカーなのは間違いありませんがその発展は驚異的で、ユーザーにも認められプロレースの場でも成績として残っていることから、その品質と方向性が間違っていないことの証明になっています。

ユーザーからの評判

FELTの評判でよく聞かれるのが「好みが分かれる」という声です。
FELTが好きじゃないというユーザーからも、質が悪い、出来が悪いと言うわけではなく、好みに合わないと言われるのが特徴でもあります。

FELTは先述したとおり、オートバイ、トライアスロンから技術や考え方をフィードバックしています。
二つに共通するのが、「ロードレースよりも巡航速度が速い」ということです。
よってファンライドからレースまで幅広いコンセプトを持つ他のメーカーと違い、基本はスピードに重きを置いています。
ジオメトリーもモデルによって違いますが、ロードバイクにおいても高速巡航向きのジオメトリーを採用していて、これが合わないと思うユーザーが多いのも事実です。
高速走行好みな管理人からするとFELTはしっくりくるので一番好みなメーカーでもありますが、高速走行向きのジオメトリーは高身長だと乗りにくく、フレームサイズ選びに難儀した経験もあります。

もうひとつ具体的なイメージとして、それぞれのモデルのコンセプト、重視している点がはっきりしていて、その点をうまくコマーシャルしているという点です。
商品別ページには、「技術流出大丈夫なの?」と心配になるほど事細かに盛り込んだ技術を解説し、コンセプトを伝えるためなら開発者自らが動画に出演し解説するほどです。
ここから得られる信頼性と熱意が、管理人がFELTを気に入って強く推薦する最大の理由でもあります。

初心者向けFELTのおすすめモデル

FR30(日本限定モデル)

引用元: FR30 日本限定モデル-Felt Bicycles 日本語公式サイト-
好きなメーカーなのでどれを選ぼうか少し迷いましたが、FELTらしさ、日本限定モデルということでこちら。
スピードを求める構成でFELTらしく、日本向けの設計で乗りやすさも上がっています。
難点と言えば、フレームサイズが小さくなるほどトップチューブ高がぐんぐん下がるので見た目が少し劣るということとでしょうか。
価格は105採用で税別¥178,000とまずます。
スピードより乗りやすさを求めるならVR40あたりがおすすめです。

https://www.riteway-jp.com/bicycle/felt/

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