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ロードバイクの性能はブランド力に比例する!
ファッションのイメージで「ブランドになんか興味ない」という方も多いですが、ロードバイクにおいてメーカーはこだわるべき第一条件です。
ロードバイクは元々ロードレースに使用するものです。
レースに勝つためにより軽く、よりスピードを出せるよう開発競争が進み、年々進化しています。
最新技術はトップクラスのモデルに搭載されますが、市販品にもその技術はフィードバックされます。
下町ロケットのように、無名企業が突然革新的な技術を得ることもないとはいえませんが、本当にいいものであれば競技の場に持ち出されないわけがありません。
ロードレースで使用されることはメーカーにとって一番のコマーシャルになり、ブランド力も上がります。
つまり、ブランド力と性能は密接な関係にあり、ブランド力は技術力の証明でもあります。
安い買い物ではないので、後悔しないためにメーカーはかならずチェックするべきポイントです。
初心者におすすめのメーカー7選!
今回は筆者が乗ったことがある、もしくは扱ったことのあるメーカーを元に7社ピックアップしてご紹介します。
なので、良いも悪いも生々しくお伝えして行こうと思います。
お気に入りのメーカーがない場合はすみません。管理人の知識不足です。
GIANT(ジャイアント)
台湾のトップメーカー
元々うなぎ養殖場が災害でつぶれた折にキング・リュウ氏が立ち上げた自転車工場が元で、現在も台湾に本拠地を置き世界各地に展開する一大メーカーとなりました。
現在では傘下に「Liv」という女性専用ブランドも展開し、自転車はもちろんウエアでも女性のシェアを得ています。
GIANTはアジアのトップメーカーで、ワールドチームにも機材を提供しており、提供しているチーム・サンウェブのデュムラン選手は2018年ツール・ド・フランスで総合2位に輝いています
もうイメージが悪いとは言わせない
そんなトップメーカーのGIANTですが、実は数年前までは好評と悪評が入り混じる評判でした。
当初は質が悪く、有名ブランドをまねしたようなモデルもあったからです。
また「ロードバイク、ひいてはロードレースには歴史も重要だ」という意見もあり、性能以前に新興メーカー、しかもグランツールを開催しないアジアのメーカーを認めないという声が今でもあります。
しかし現在のGIANTの技術力と、グランツールでの近年の成績でイメージも変わり、胸を張って使用できるメーカーだと言えます。
ユーザーからの評判
最近よく聞くのが、「安っぽさがなくなった」という評判です。
ロード、MTB、クロスすべてGIANTの筆者も認めるほど、数年前までデザインが安っぽかったのです。
コスパを優先したことでデザインがおざなりなのだとあきらめていましたが、ここ数年少し改善されました。
ロゴは以前のものが好きでしたが、デザインの改良は朗報ですね。
べたっとした塗装は相変わらずですが。
逆にコスパに関しては他のメーカーの台頭であまり話題になりません。
大きな値上げがあったわけではないのですし、品質に関しても高水準は保っていますが、やはりぱっと見の値段では特別安いという印象がなくなったのも事実です。
高いコスパを維持しているのは間違いありませんし、他社の同等モデルと同じ値段でもパーツなど細かく見るとGIANTの方が安いということもあるので要チェックです。
初心者向けGIANTのおすすめのモデル
CONTEND SL 2
引用元: 2018 Giant bicycles
CONTENDといえば元々は廉価版のエントリーモデルの代表でしたが、現在では上位グレードと同じ「アラックスSL」という軽量アルミを使用しています。
コンポは中級グレードのTiagra(10速)で、タイヤはチューブレスレディ使用と、初心者から中級者にかけてはこの一台で十分楽しめます。
乗り心地は良いとはいえませんが、10年ぐらい前のレース用モデルに似ているような印象を持ちます。
2019年最新モデルから値上がりしていますが、この構成で税抜¥130,000は十分なコストパフォーマンスと言えます。