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Bianchi(ビアンキ)

世界最古のメーカー

Bianchiはイタリアの自転車メーカーで、1885年創業の歴史の深いメーカーです。
これは現存する中ではもっとも古いメーカーと言われています。
淡い青色の「チェレステカラー」が代名詞で、おしゃれなブランドのイメージが定着しています。
ワールドチームではロットNL・ユンボに機材提供しており、同チームはBianchiと同じく長い歴史を持つチームです。

過去には日本で訴訟沙汰も?

Bianchiは日本でもかなり有名なメーカーで、残念ながらそれはよいことばかりではありません。
自転車ユーザー以外にも名を知られることになったのは、2008年のサスペンション破断事故です。
非常に残念なことに、Bianchiブランドのクロスバイクに搭載されていたサスペンションフォークが劣化し走行中に破断。乗車していた男性が落車し重い後遺症を伴う怪我を負ったのです。
これは裁判になりニュースでも広く取り上げられ、Bianchiの親会社「ヨーロッパサイクルジャパン」に一億円以上の損害賠償を命じる判決が出た後、原告と和解することが決まります。

この事故はメーカー、ブランド、製造元、事故原因にいたるまで難解で、誤解を恐れずに言えばBianchi自体の責任は不明瞭で、更に言えば通販で取り扱われていたBianchiのサスペンション付きクロスバイクでの事故なので、ロードバイクの品質となるとまた別問題です。
Bianchiの肩を持つつもりはありませんが、魅力的な商品も多いのでこの件のみで敬遠してしまうのはすこしもったいない気がします。

ユーザーからの評判

なんといってもデザインのよさが評判です。
イメージカラーでもある「チェレステ」は、デザイナーがイタリアの空の色から決めているという逸話がもうおしゃれですよね。
本格的なBianchi乗りはウエアまで一貫してコーディネートするおしゃれな方が多いです。
外神田にあるビアンキショップはまるでバーのような内装になっていて、おしゃれを突き詰めています。
たいていBianchiのロードバイクを選ぶと「同価格でもっといいのがある」とアドバイスを受けますが、デザインはモチベーションに大きく影響するので、気に入ったデザインのロードバイクに乗るのは特に初心者において重要なファクターだと思います。

性能もお墨付きで、特にカーボンロードに定評があります。
筆者が試乗したOltre XRは衝撃的で、他のカーボンロードとは一味違う印象を受けました。
言葉で表現するのは難しいですが、アルミは段差などで振動が伝わるとほぼダイレクトにライダーに伝え、アルミがビビることで不快感も大きいです。
カーボンロードはカーボンの特性でそれを吸収しますが、Oltre XR4ではそれが更に改善されています。
おそらくBianchiの独自技術「カウンターヴェイル」による効果ですが、柔軟性による吸収ではなく、振動の不快感を取り除くマイルドな感覚はアルミはもちろんほかのカーボンロードとは一味違う印象を受けました。
ただ、残念ながらカウンターヴェイルはエントリーモデルには搭載されていません。

初心者向けCannondaleのおすすめのモデル

引用元: Bianchi|ROAD
Bianchiの定番アルミロードのひとつです。
乗りやすさこそそれなりですが、固めなのでレーシーな乗り心地とも言えます。
特筆すべきはコストパフォーマンスで、105(11速)搭載で税別¥158,000と格安です。
ちなみにSORA(9速)なら税別¥120,000、Claris(8速)なら税別¥110,000です。
スペックからすると105に見合ったフレームというよりは、Tiagra、SORAレベルのフレームに105を乗せた印象ですが、よく言えば剛性が高くガシガシ乗れるので、価格を加味すればこれと言った欠点も見当たりません。
もちろんチェレステカラーのラインナップもあるので、Bianchiのデザインに惚れ込んだ方の一台目としておすすめです。

http://www.japan.bianchi.com

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